「オタク辞めたい」と思ったときに考えたこと──義務になった“好き”がつらくなったら

こんにちは。40代独身オタク兼FP(ファイナンシャル・プランナー)のシュンキャンです。

「オタク辞めたい」と思ったときに考えたこと──義務になった“好き”がつらくなったら

推し活って、本来は「楽しいこと」のはずなのに、ふと「しんどいな…」と思ってしまう瞬間、ありませんか?
私の場合、そんな時期が定期的にやってきます
楽しいはずの趣味が、いつの間にか「義務」になっていて、知らず知らずのうちに心が擦り減っている──そんな経験を何度もしてきました。

今回は、「オタク辞めたいかも」と感じたときに私がどう考え、どうやって気持ちを立て直してきたかを、正直にお話しします。

「ちょっとしんどいな」と感じた瞬間

最初は、「なんだか疲れてるだけかな」と思っていたんです。
でも、次第にこんな思いが積み重なっていきました。

  • 毎回の新作やイベントに「行かなきゃ」とプレッシャーを感じる
  • SNSでの盛り上がりに乗れないと「置いていかれてる」ように思う
  • 自分の熱が冷めてきているのに、それを認めるのが怖い

「好きなはずなのに、なんでこんなにしんどいんだろう?」と、自分でもわからなくなることがあります。

義務になった「好き」がつらくなる

「推しのために何かしたい」という気持ちは本物だったはずなのに、
それが義務感や焦り、他人との比較に変わっていくと、どんどん苦しくなっていきます。

  • 新商品の告知にすぐ反応しなきゃと思ってしまう
  • グッズを全部買わないと「ファン失格」みたいに感じる
  • 他のファンと自分を比べて「自分はちゃんと応援できてない」と落ち込む

他人と比較することに意味がないのは分かっているのだけれど、気づいたら誰かと自分を比べてしまっている。
そして、「あの人みたいにできていない自分はダメなのかも」と、自信を失ってしまう。
そんなふうに、無意識のプレッシャーがどんどん心を圧迫していくんですよね。

ちょっと離れてみるのも手

気持ちがいっぱいいっぱいになったとき、私はこうしました。

  • SNSの通知を切って距離を置く
  • イベントや販売情報をあえて追わない
  • オタク活動とは関係ない趣味を楽しむ

このときに気をつけたいのが、「グッズを一気に整理しないこと」です。
勢いで処分してしまうと、あとで絶対に後悔することが多いです。
「いったんしまっておく」「目に入らないところに置いておく」くらいの距離感がちょうどよかったりします。

距離を置いたからこそ気づけたこと

しばらく推し活から離れていると、不思議と「やっぱり好きだな」と思う瞬間がふと訪れます。

  • 過去のライブ映像が流れてきて、胸が熱くなる
  • 推しの発言がふと心に刺さって泣きそうになる
  • ちょっとしたSNSのやさしさに励まされる

無理に好きでいようとしなくても、心から「また楽しみたい」と思える瞬間が自然にやってくる
それに気づけたのは、ちゃんと休んだからこそだと思います。

5. オタクをやめても、また戻ってもいい

「辞めたい」と思うことは、決して悪いことではありません。
むしろ、それは自分の気持ちとちゃんと向き合えている証拠です。

  • 一時的に離れるのもあり
  • 応援のスタイルは人それぞれ
  • また熱が戻ってきたら、それはそれで素敵なこと

「一度離れたら戻れない」なんてことはありません。
自分にとって心地よい距離感を見つけることが、長く楽しくオタクを続けていくコツかもしれません。

私も、「もう限界かも」と思ったことが何度かあります。
でもそのたびに、「ゆるく、でも大切に推していこう」と気持ちを整え直してきました。

義務感で続けてしまうと、やがて心が疲れてしまいます。
だからこそ、“好き”を守るために、いったん離れる勇気を持つことも大事な選択肢です。

それでは今回はこのへんで。
また次の記事でお会いしましょう!

— シュンキャン

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