こんにちは。40代独身オタク兼FP(ファイナンシャル・プランナー)のシュンキャンです。
ヲタク活をしていると、楽しいことばかりではありません。
チケットに落選したり、運営の方針に不満を持ったり、推し本人の決断に動揺したり…。
先日、私も推しの活動休止を知り、「このまま辞めてしまうのではないか」と不安で仕方なくなりました。
強がって「今は自分の時間を大切にしよう」と言ってみても、正直なところ毎日気になってしまいます。
そんなときに役立つのが、スティーブン・R・コヴィーの名著『7つの習慣』で紹介されている「影響の輪」と「関心の輪」という考え方です。
影響の輪と関心の輪とは?
コヴィー博士は、人が意識を向ける対象を2つに分けました。
- 影響の輪:自分が直接コントロールできること
- 関心の輪:気になるけれど、自分では変えられないこと
人が疲れてしまうのは、多くの場合「関心の輪」にエネルギーを注ぎすぎるからです。
ヲタク活に当てはめると
影響の輪(自分でコントロールできること)
- 遠征費やグッズ代の予算管理
- 体調や仕事との両立
- SNSや人間関係との距離感
- 自分の感情を認め、言葉にすること
影響の輪の外(自分では変えられないこと)
- チケット抽選の結果
- 運営の判断(販売方法やイベント方針)
- 推し本人の決断(活動休止・卒業など)
- 界隈の空気や他人の推し方
感情を認めることも「影響の輪の中」
推しの活動休止を知ったとき、私は強がって「今は自分の時間を大切にしよう」と言いました。
でも本当は、気になってSNSを何度もチェックしてしまう日々。
ただ、この「気になる」という自分の感情を認めて言葉にすることは、実は影響の輪の中です。
無理に「平気だ」と思い込むより、「落ち込んでいる」と素直に受け止めた方が健全です。
逆に、もんもんと考え続けて心を削ってしまうのはよくありません。
影響の輪の中に集中する
「推しが戻ってくるかどうか」は自分には変えられません。
でも、その間にできることはたくさんあります。
- 新しい趣味や生活を充実させる
- 心身を整えて、次に会える日のために準備する
- 信頼できる仲間と気持ちを共有する
こうした「自分にできること」に意識を戻すことで、気持ちの安定を取り戻せます。
まとめ
ヲタク活は「影響の輪の外」が多い世界です。
推しの決断や運営の方針に心を揺さぶられるのは仕方ありません。
でも、そこにばかり囚われるのではなく、
- 感情を認めること
- 自分の生活を整えること
- 楽しむ工夫をすること
といった「影響の輪の中」に集中することが大切です。
スティーブン・R・コヴィーの言葉を借りれば、私たちが本当に力を注ぐべきは「変えられること」。
だからこそ、心と生活を守りながら、推し活を長く楽しんでいきましょう。
推しは推せるときに推す。
そして同時に、心と生活を守れるオタクでありたいですね。
それでは今回はこのへんで。
また次の記事でお会いしましょう!
— シュンキャン

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