こんにちは。アニメ・ゲーム大好きな、40代独身オタク兼FP(ファイナンシャル・プランナー)のシュンキャンです。
今回は、「推し活におけるお金と愛情」について、ちょっと真面目に、でも優しい気持ちで考えてみたいと思います。
SNSでよく見かける、
「○○万円課金した=一番愛してる!」
という言葉。もちろん、お金をかけることは一つの愛の表現ですが、それがすべてではないと思うんです。
推し活に“正解”なんてない
まず大前提として、推し方は人それぞれ。
課金、円盤購入、グッズ集め、イベント参加、創作活動、静かに見守る──
どれも立派な「推し方」で、比べる必要はまったくありません。
「自分なりの形で応援してる」って、それだけでもう十分素晴らしいことなんです。
お金を使って支えることの意味
とはいえ、課金や円盤購入、グッズの売上はコンテンツを支える“血液”のようなもの。
収益があるから新作が出せるし、イベントも開催できる。運営側にとって、収益はまさに生命線です。
だから、お金を使って応援する人がいることは本当に尊いし、感謝されるべき存在です。
でもそれと同時に、「金額=愛の深さ」とは限らないという視点も忘れてはいけません。
自分の生活とのバランスがすべて
ここで大事になるのが、自分の生活と推し活のバランス。
- 生活費を削って課金
- 貯金ゼロでグッズに全振り
- リボ払いで支払いが地獄に…
そんな状態になってしまっては、せっかくの推し活が“負担”になってしまいます。
自分を削って続ける推し活は、いずれ続かなくなる。
心も財布もボロボロになれば、最終的に応援そのものができなくなってしまうんです。
長く推すことが、推しやコンテンツへの本当の支援
ここで伝えたいのが、
「長く推すことこそ、推しとコンテンツのためになる」
という視点です。
無理なく、自分のペースで続けられる推し活は、ファンとしても持続可能だし、運営側にとっても安定した応援になる。
浮き沈みのない“安定した支援”って、実は運営にとって一番ありがたい存在だったりします。
また、長く推してくれるファンは、
- 継続的な購入
- SNSでの継続的な発信
- イベント参加や口コミ
- 新規ファンを呼び込む力
など、目に見えないところでも大きな支えになっています。
だから、「無理のない応援=本気じゃない」なんてことはありません。
むしろ、長く愛し続けてくれることこそが、推しにとって最大の味方なんです。
自分を大切にすることが、推しを大切にすること
FPとしての立場から言うと、推し活費用は「生活に支障をきたさない範囲内」でこそ健全です。
・生活費や貯金を確保しながら
・月に使える範囲で楽しく課金する
そんなバランスの取れたスタイルが、心にも財布にも優しいし、結果的に推しにもずっと貢献し続けられます。
最後にひとこと
たくさん使った=愛してる、じゃない。
でも、自分を大事にしながら、長く推し続けることは、きっと誰よりも強い応援になる。
推し活は競争じゃなく、あなたの人生を彩るためのもの。
だからこそ、焦らず無理せず、自分らしく、楽しんでいきましょう。
それでは今回はこのへんで。
また次の記事でお会いしましょう!
— シュンキャン
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