こんにちは。40代独身オタク兼FP(ファイナンシャル・プランナー)のシュンキャンです。
突然ですが、オタクを続けているとこんな出来事に直面すること、ありませんか?
- 推しが結婚を発表した
- グループから卒業した
- 好きなアニメの続編がなかった
- 長年応援していたソシャゲがサービス終了…
推し活って、楽しいことばかりじゃありません。ときには喪失感や無力感に襲われて、何も手につかなくなることも。
でも、だからこそ「心の備え」と「お金の備え」があると、ぐっと楽になります。今回はその2つの視点から、推し活の“終わり”に備えるヒントをお話しします。
心の備え:「永遠じゃない前提」で応援するということ
どんなに人気のあるコンテンツも、どれだけ愛されている推しも、「ずっとこのまま」でいることはありません。
卒業、結婚、活動休止、そしてコンテンツの終了——
終わりはいつも、突然やってきます。
だからこそ、「今を悔いなく楽しむこと」がとても大切です。
- いまこの瞬間の供給を全力で味わう
- 会えるうちに会っておく、行けるうちに現場へ行く
- 自分が「応援していてよかった」と思える行動を取る
後悔しないように、でも依存しすぎないように。推しとの距離感って、本当に大事ですよね。
コンテンツ終了は「いつか来るもの」と考えておこう
アニメやゲーム、アプリ、ドラマCD、舞台…あらゆるコンテンツには“寿命”があります。
とくにソシャゲや小規模IPは、ある日突然「サービス終了のお知らせ」が出ることも珍しくありません。
コンテンツが終わってしまっても、応援してきた時間は無駄じゃない。
でも、それを受け入れるためには、「終わることもある」という前提で楽しむ心構えが必要です。
そして、供給が止まったあとの自分の心を支えてくれるのは、他にも楽しめるものを持っているかどうかなんです。
お金の備え:感情的な爆買いや爆課金にブレーキを
推しの卒業や作品終了をきっかけに、つい大量にグッズを買ったり、別の作品に課金してしまう…。
そんな経験、ありませんか?
「最後だから後悔したくない!」という思いから来る行動ですが、後で「使いすぎた…」と落ち込んでしまうことも。
だからこそ、普段から「推し活用の予算」を決めておくのがおすすめです。
- 毎月いくらまで使っていいか、自分でルールを決める
- 大きなイベントやライブのために積み立てておく
- 支払いは生活費と分けて管理する
自分の生活を削って推すのは、長続きしません。
推し活を続けるには、まず“自分を守る”ことが第一歩です。
好きなものは“分散”して持つと楽になる
推しやコンテンツが終わってしまったとき、他に何も楽しみがないと、心のダメージは何倍にもなります。
だから、あえて「沼を増やす」のもひとつの方法です。
- 複数ジャンル・複数推しを持つ
- オタク以外の趣味や交流の場を持つ
- 自分が創作側に回る(イラスト・小説・コスプレなど)
“好き”の分散は、感情のリスクヘッジ。
何かが終わっても、自分の人生が空っぽにならないようにしておくのは、立派な自己防衛です。
長く推し活を続けるために
何より大切なのは、「長く推し続けられる自分」でいること。
そのためには、心も体も、お金も大切にしなければいけません。
- 無理をしないこと
- 自分をすり減らさないこと
- 推し活と生活のバランスを取ること
それができていれば、推しやコンテンツが変化しても、自分の人生は崩れません。
そして、長く推し続けることは、推しにもコンテンツにも大きな支えになるはずです。
最後にひとこと
推しの結婚や卒業、そして作品の終了——それは悲しくもあるけれど、避けられないことでもあります。
でも、事前にちょっとだけ備えておけば、悲しみの底で立ち止まらずにすみます。
心にも、お金にも、ちょっとした余白を。
それが、推し活をもっと長く、もっと健やかに続ける秘訣です。
…綺麗事を言いましたが、実のところ、私にも未だ立ち直れないコンテンツ終了や、卒業した推しがいます。
思い出すたびに胸がぎゅっとなるし、「あのときもっと応援できたんじゃないか」と後悔することもあります。
だからこそ、この記事を書きました。
あなたがいつか「終わり」と向き合うとき、少しでも心が軽くなれば嬉しいです。
それでは今回はこのへんで。
また次の記事でお会いしましょう!
— シュンキャン
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