オタク趣味と家計のバランス、どう取る?独身オタクFPが実践する「月5万円ルール」

こんにちは。40代独身オタク兼FP(ファイナンシャル・プランナー)のシュンキャンです。

突然ですが、オタク趣味って、お金がかかりますよね。

推しのライブや舞台の遠征、グッズの予約、Blu-rayやフィギュア、ゲーム課金やコラボカフェなどなど……どれも「今しか買えない」「逃したら一生後悔するかも」と感じるものばかり。だからこそ、どうしても財布のひもが緩みがちです。

でも一方で、こんな不安もありませんか?
「将来のお金、大丈夫かな……」「今月使いすぎたかも……」

私もそうでした。趣味に全力投球する一方で、将来の不安が頭をよぎる。そんな中でたどり着いたのが、自分なりの支出ルールである「月5万円ルール」です。

推し活費は、気をつけないと青天井

オタク趣味の出費は、予想以上に増えやすいです。

イベントやライブが重なれば交通費・宿泊費がかかり、限定グッズが出れば「今買わなきゃ!」と慌ててポチる。そして後からクレカ明細を見て後悔する…という経験、誰しもあるのではないでしょうか。

特に独身で自由に使えるお金があると、歯止めがきかなくなりがち。
私自身、FP資格を持ちながらも、一時期はかなりオーバーした使い方をしていました。

「月5万円ルール」を導入してみた

そこで私が考えたのが、「オタク趣味には月5万円まで」という明確な上限を設けること。

これは「我慢する」というより、「楽しみながらコントロールする」ための仕組みです。
あらかじめ予算を決めておけば、出費のたびに罪悪感を抱かずにすむし、計画的に推し活ができるようになります。

使い切らなかった月はどうする?

→ 翌月にプールして、次の遠征などに備えます。

逆に、どうしてもオーバーした月は?

→ 翌月はその分を調整して控えめに。帳尻を合わせる意識で使いすぎを抑えます。

「月5万円」は多い? いいえ、我々オタクにとっては現実的です

正直、一般的な感覚からすれば「月に趣味で5万円使うのは贅沢だ」と思われるかもしれません。

ですが、私たちオタクは分かっています。
推し活は、ただの娯楽ではなく「生きがい」であるということを。

遠征すれば1回で2~3万円は飛びますし、円盤やグッズを買えばあっという間に1万円超え。
月に1〜2回のイベントやライブがあれば、5万円なんて決して「贅沢すぎる金額」ではありません。むしろ、「ここまでにしておこう」と区切りをつけるための、ちょうどいいラインなんです。

実際の使い方例(とある月)

ある月のオタク費内訳をご紹介します。

  • ライブ遠征(交通・宿泊):20,000円
  • グッズ購入(円盤・アクスタなど):15,000円
  • ゲーム課金・配信サービス:10,000円
  • オタ友とのカフェ代・交流費:5,000円

合計:ちょうど5万円

もちろん、月によっては遠征がなくて2万円程度しか使わない月もあります。
そんな時は、残り3万円を翌月に繰り越しておいて、次の大きな推しイベの備えにします。

このルールを始めてから得られたもの

  • 無駄な衝動買いが減った
    本当に欲しいもの、必要なものを見極められるようになった。
  • 使ったお金に後悔しなくなった
    「これは予算内。推しへの正当な課金」と割り切れるように。
  • 家計のバランスが整った
    趣味費と生活費のバランスが明確になり、他の支出にも良い影響が。
  • 推しの急な発表にも備えられるようになった
    使わなかった予算をプールしておくことで、サプライズ発表にも対応しやすくなった。

おわりに:オタクの推し活を、もっと安心して楽しむために

推し活を長く続けていくためには、「無理なく続けられる仕組み」が必要です。

月5万円というのは、あくまで一つの目安。自分の収支に合わせて、3万円でも7万円でも構いません。大切なのは「限度を決めて管理する」という意識です。

お金のことを気にせず、心から推しに向き合える環境をつくる。
それが、40代オタクとしての私がたどり着いた一つの答えでした。

それでは今回はこのへんで。
また次の記事でお会いしましょう!

— シュンキャン

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