こんにちは。40代独身オタク兼FP(ファイナンシャル・プランナー)の私、シュンキャンです。
40代になると、推し活を楽しみたい気持ちは若い頃と変わりません。むしろ経済力がある分、グッズや遠征、イベントに思い切ってお金を使えるようになった人も多いのではないでしょうか。しかし同時に頭をよぎるのが「老後資金は大丈夫だろうか?」という不安です。
今回は、老後資金と推し活資金をどうやって両立させていくかについて、私自身の考えを整理してみました。
老後資金はいくら必要?
まずは現実的な老後資金の目安を確認しましょう。
よく「老後2,000万円問題」が話題になりますが、実際にはライフスタイルや独身かどうかで大きく変わります。独身オタクの場合、生活費に加えて医療費や趣味費(=推し活費)がポイントになります。
例えば、老後に月20万円×20年=4,800万円が必要だと仮定します。公的年金で月10〜13万円程度カバーできるとすれば、不足分は貯蓄や資産運用でまかなう必要があります。
つまり「2,000万円貯めればOK」ではなく、自分の老後の生活イメージをもとに逆算することが大切です。
推し活資金をどう考えるか
次に、今楽しんでいる推し活のお金。
- グッズ購入
- イベント・ライブ参戦
- 遠征(交通費・宿泊費)
- サブスク・円盤・ゲーム課金
年間でいくら使っているか、まず把握してみましょう。推し活のお金って「気づけば出ている」ことが多いですよね。
そこでおすすめなのが、推し活予算を生活費の中の“娯楽費”として枠を決めることです。たとえば年間30万円(=月2.5万円)と決めれば、無理なく楽しめる範囲が見えてきます。
両立のための実践術
老後資金と推し活資金を両立するためには、メリハリが重要です。私が実践している(あるいは勧めたい)具体策は次の4つです。
-
固定費を削る
通信費・保険料・不要なサブスクを見直す。浮いた分を推し活積立へ回します。 -
推し活積立をする
イベント代や円盤代を“先取り”で積み立てておく。急な出費にも慌てません。 -
投資で老後資金を育てる
NISAやiDeCoを活用してコツコツ資産形成。リスク管理は大事です。 -
副業で推し活費を補う
月数万円の副収入があるだけで、精神的な余裕が生まれます(ただし無理は禁物)。
これらを組み合わせると、推し活を楽しみながら将来の備えも進められます。
40代オタクFPとして思うこと
「推し活を我慢して老後資金に全部回す」も、「老後を無視して推し活全振り」も、どちらも極端です。
大事なのは、今を楽しみながら、将来に安心を持てる状態を作ること。推し活を続けるためにこそ、お金の管理が必要だと私は考えています。
老後も推しを応援できるように、今から準備を始めてみませんか?
まとめ
- 老後資金は「自分の生活イメージ」から逆算する
- 推し活は“娯楽費”として予算を組む
- 固定費削減・積立・投資・副業で両立が可能
- 「推し活を続けるためにお金を整える」のが40代オタクの生き方
推し活も老後資金も、どちらも大切。計画的に準備して、後悔のないオタクライフを送りましょう!
それでは今回はこのへんで。 また次の記事でお会いしましょう!
— シュンキャン

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