こんにちは。アニメ・ゲーム大好きな、40代独身オタク兼FP(ファイナンシャル・プランナー)のシュンキャンです。
イベントやライブの翌日、ふと現実に引き戻されて、何もやる気が起きない…。
そんな“イベントロス”“推しロス”を感じたことはありませんか?
実はこの記事を書いている今も、まさにロスの真っ最中の私です。
最高の時間を過ごした後だからこそ、ぽっかり空いた心の穴に戸惑う感覚…。
何度経験しても慣れることはありません。
今回は、そんな喪失感に寄り添いつつ、FPとしての視点から「心」と「お金」の両面で回復していくためのヒントをまとめました。
自分の気持ちを大切にしながら、次に向かうエネルギーに変えていきましょう。
1. ロスは悪くない。まずは思い切り余韻に浸る
イベントのあと、心にぽっかり穴が開くのは当たり前。
むしろ、それだけ本気で楽しんだからこその感情です。
無理に気分を切り替えようとせず、まずは余韻に浸ることを自分に許してあげましょう。
写真を見返したり、推しの言葉を反芻したり、感情に向き合う時間も大切です。
2. SNSや仲間と感想を共有して、余韻を“循環”させよう
X(旧Twitter)やグループチャットでの感想戦は、喪失感を和らげるのに効果的。
同じ時間を共有した人たちと気持ちを分かち合うことで、余韻が優しく続いていきます。
「一緒に泣いた」「あの瞬間やばかった」と語り合える相手がいると、気持ちの整理が進みやすいです。
3. 感情と消費を振り返って、次に活かす
レポートや日記を書くのは、心の整理だけでなく、金銭感覚のリセットにも役立ちます。
【感情の振り返り】
- どんな瞬間が一番印象に残った?
- 推しの言葉や仕草で心を動かされた場面は?
- 後悔したことや、嬉しかったファンサは?
【消費の振り返り】
- 交通費・宿泊費・グッズ代など、使った金額をざっくりでも把握
- 「これ買ってよかった!」と「これはちょっと冷静さを失ってたかも」を分けてみる
たとえば、
「推しがインスタに上げてた現地限定のおみやげを“同じの買わなきゃ!”って勢いで3種類も買ってしまった…」
なんて経験、ありませんか?(あります…)
そして、それが公式グッズ以上にテンション上がったりするんですよね(笑)
“推しと同じものを手に入れた”という体験は、グッズとはまた違った喜びがあります。
こうした“感情のまま動いた消費”を振り返ることで、次回の予算や行動にも冷静さが生まれます。
推し活は続けてこそ意味があるもの。そのためにも、自分にとっての“満足度の高い使い方”を把握しておくことが大切です。
4. 次の楽しみを「予定とお金」で用意しておく
喪失感から回復するには、次の推し活予定を立ててしまうのが効果的。
それも、スケジュールと予算をセットで考えると安心感が段違いです。
- 次のライブやグッズの発売日をカレンダーに記入
- 推し貯金を始める(1日500円でもOK)
- 「次のチケ代はこれくらい」と上限をあらかじめ設定
気持ちが沈んでいるときほど、つい財布の紐も緩みがち。
未来の自分に優しくなるために、今から準備をしておきましょう。
5. 日常に“推し”を取り入れて、小さく回復
イベントという“非日常”から、いきなり完全な現実に戻るのはしんどいもの。
そこでおすすめなのが、「推しを感じる日常のアイテム」を取り入れること。
- スマホ壁紙をライブビジュにする
- 通勤中のBGMをイベントセットリストにする
- 推しカラーのペンやタオルを日常使いにする
こうした小さな工夫で、日常に“推しの余韻”が残っていると感じられ、心が落ち着きます。
最後に
イベントやライブは、推し活の最高のご褒美。
でも終わったあとの喪失感まで含めて、それもまた大切な体験です。
感情とお金、両方の振り返りをすることで、推し活をもっと長く楽しむことができるようになります。
“燃え尽きる”のではなく、“次も笑顔で推せる”自分でいるために、少しずつ自分を整えていきましょう。
それでは今回はこのへんで。
また次の記事でお会いしましょう!
— シュンキャン
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