こんにちは。40代独身オタク兼FP(ファイナンシャル・プランナー)のシュンキャンです。
今回は、「40代オタクが感じる生き辛さ」にポジティブな視点から向き合ってみようというテーマです。
年齢を重ねてもなおオタクでいることに、どこか後ろめたさや孤独を感じている方へ。
私自身の経験も交えながら、少しでも気が楽になるヒントをお届けできればと思います。
昔は「オタクは隠すもの」だった
今の若い世代のオタクは、自分の「好き」を堂々と表現できる時代を生きています。
SNSで推しの話をすることも、アニメ好きを公言することも、当たり前になってきました。
でも、私たち40代が学生だった頃は違いました。
「オタク=気持ち悪い」「アニメ好き=変わり者」と言われる空気が、確かに存在していましたよね。
教室ではアニメの話を隠して、放課後にこっそり仲間と集まって話す。
同人誌を持っているだけで、白い目で見られる。
「自分の趣味を隠しながら生きる」ことが、ごく自然に身についてしまった世代なんです。
その名残が、今の私たちの「生き辛さ」につながっているのかもしれません。
「大人になってもオタク」で何が悪い?
社会人になり、40代にもなると、世間から求められる「理想の大人像」がどんどん重たくなってきます。
結婚して、子どもがいて、家を買って、趣味はゴルフか登山。
そんなテンプレに当てはまらない自分を、「どこかズレているのかな」と感じてしまうことも。
でも考えてみてください。
自分の好きなものをちゃんと知っていて、それを長年大切にしてきた。
そんなあなたの人生は、とても芯があって、素敵じゃないですか?
アニメやゲーム、声優さん、推しアイドル。
それがあるから頑張れるし、辛い日も少し笑える。
「大人になってもオタク」でいることは、むしろ強さだと思うのです。
結婚してなくても、子どもがいなくても
私たち40代オタクは、世間の「普通」から少し外れているように見えるかもしれません。
結婚していない。子どもがいない。そういうことに、ふと引け目を感じる瞬間もあると思います。
でも、よく考えてみてください。
私たちはしっかり働いています。
毎月税金も社会保険料も納めています。
自分で自分の生活を立て、自立して生きている。
それって立派な「社会貢献」ですよね。
誰かの扶養に入っているわけでもなく、親に頼って生きているわけでもない。
むしろ、自分の足でちゃんと立っている。それだけで十分じゃないでしょうか。
だから、「自分だけ何も成し遂げていない」なんて思わなくていいんです。
私たちは、ちゃんと社会の一員として立派に生きているんですから。
オタクの遺品? ちゃんと準備しておけば大丈夫
「でも、自分が死んだとき、残されたフィギュアや同人誌はどうなるんだろう…」
そう思って不安になる気持ちも、すごくよくわかります。
私たちはモノに思い入れがある分、荷物も多いですしね。
でも、テレビや雑誌で見たことありませんか?
遺品整理って、専門業者に頼めば、プロの手でたった1日〜2日であっという間に片付けられてしまうんです。
それが現実です。
だからこそ大事なのは、“お金の準備”と“ちょっとしたメモ”だけ。
遺品整理費用として10万円〜30万円程度、少し貯めておけば、親族に迷惑をかけることもありません。
できれば「この棚のグッズはオタク仲間に譲ってほしい」「この本だけは捨ててOK」など、簡単なメモを残しておけば完璧です。
推しに囲まれて生きた証は、最後まで自分でコントロールできます。
だから、「オタクのまま年を取ること」に、必要以上に恐れることはありません。
孤独と自由は、表裏一体
40代のオタクって、けっこう孤独です。
同世代の友人とは趣味が合わなくなり、SNSでは年下オタクとの温度差に悩んだり。
でも、その孤独の裏には「自由」があります。
誰に遠慮することなく、好きなアニメを見て、欲しいグッズを買って、突然の推しのライブにも飛び込める。
孤独と自由は、いつも隣り合わせです。
だからこそ、自分の人生に自分で責任を持てる。
それって、ちょっとかっこいい生き方だと思いませんか?
推しの存在が、人生を支えてくれる
オタクであることの最大の強み。
それは「推しの存在が、人生の支えになる」ということです。
仕事でクタクタになった帰り道、ふと流れてきた推しの声に涙が出そうになったり。
つらいことがあっても、「推しのイベントがあるから、それまで頑張ろう」と思えたり。
年齢に関係なく、推しは私たちに前を向く力をくれます。
40代になった今だからこそ、「好き」のありがたみが、より深く沁みるようになった気がします。
世間の目なんて、気にしなくていい
「いい歳して」と言われることほど、無意味な言葉はありません。
そもそも、“いい歳”って何でしょう?
誰かが勝手に作った「理想の大人像」に、自分を当てはめる必要なんて本当はないんです。
あなたの人生の主役は、あくまであなた。
他人の目に合わせて生きていたら、「自分らしさ」なんて消えてしまいます。
人と違っていい。
むしろ、「違うからこそ、面白い」。
そう思って、これからも胸を張ってオタクでいきましょう。
最後に
40代オタクが感じる生き辛さには、ちゃんと理由があります。
「隠すのが普通」だった時代を生き、社会のテンプレから外れてしまったように感じてしまうこともある。
でも、それでも私たちは「好き」を大切にして生きてきました。
そして、しっかり働き、納税し、自立して生きています。
「推しのために頑張れる」なんて、実はとても素敵なことです。
遺品のことだって、ちょっと準備しておけば心配ありません。
これからも自分の「好き」を、誇って生きていきましょう。
私たちの推し活は、まだまだこれからです。
それでは今回はこのへんで。
また次の記事でお会いしましょう!
— シュンキャン
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