こんにちは。40代独身オタク兼FP(ファイナンシャル・プランナー)のシュンキャンです。
オタク活動をしていると、ついつい増えていくのが「グッズ」。フィギュア、アクリルスタンド、ペンライト、タオル……気がつけば部屋の棚や押し入れが埋まっている、なんて人も多いのではないでしょうか。そんなときにふとよぎる「これって資産になるのかな?」という疑問について、FP視点とオタク視点の両方から考えてみます。
グッズは“金銭的資産”になるのか?
結論から言うと、グッズが安定して「お金の資産」になることはほとんどありません。
- 限定生産のフィギュア
- 直筆サイン入りのアイテム
- 初版Blu-rayや同人誌の一部
こうしたものは市場で高値がつくこともありますが、その価値は不安定です。再販が決まれば一気に価格は落ち、需要が細れば買い手もつきません。つまり「資産」というよりも、宝くじやギャンブルに近いのが現実です。
気持ちや思い出としての“精神的資産”
一方で、グッズにはお金では測れない価値があります。
- ペンライトを見ると、あのライブの熱狂がよみがえる
- 同じグッズを持っている人と「それいいですね!」と会話が生まれる
- 推しグッズに囲まれているだけで、日々の生活のモチベーションになる
これはまさに“精神的な資産”。どれだけ時が経っても、その思い出や気持ちはなくなりません。
お金の資産と心の資産は別物
FPとして断言しますが、グッズを「お金の資産」として考えるのはリスクが高すぎます。「儲かるかどうか」を基準にグッズを買い始めると、楽しさよりも損得勘定が先に立ってしまいます。
そうなると、純粋に推しを応援する気持ちがどんどん薄れていく。グッズはリセール目的ではなく、「自分の思い出や気持ちを残すもの」と割り切る方が健全だと私は思います。
私の結論 ― グッズは“心の資産”
グッズは、金銭的には資産と呼べません。でも、推しと過ごした時間を形にして残してくれる「心の資産」にはなります。
だからこそ、値段や将来の価値に振り回されるのではなく、「自分が本当に欲しい」と思ったグッズを選ぶことが大切です。私にとってグッズは、日々を豊かにしてくれる“心の資産”。これからも無理のない範囲で、大切に集めていこうと思います。
まとめ
- グッズをお金の資産と考えるのは不安定で、楽しみ方を狭めがち
- 気持ちや思い出を支えてくれる精神的資産として捉えると後悔が減る
- 「グッズは心の資産」――これがオタクとして、そしてFPとしての私の結論
それでは今回はこのへんで。
また次の記事でお会いしましょう!
— シュンキャン
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